サイトマップ 掲示板 浦野家の歴史と系譜

                       

浦野姓の分布
(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)


■中部地方における世帯比率分布
 以下のデータは、国勢調査(平成12年)とNTTハローページ(平成16年10月)に基づく各市町村の世帯数に対する浦野姓の世帯比率を示しています。


 中部地方には愛知県に450世帯を超える浦野一族が集中しています。愛知県以外の中部地方では、静岡県、三重県、岐阜県の順に続きます。各市町村別の世帯比率を見ると、愛知県中央部に集中していることが分かります。宝飯郡一宮村では人口の0.4%を占めています。尚、世帯数では、名古屋市、豊田市が多く、80〜100世帯の浦野氏が存在します。
 中部地方、特に愛知県の浦野氏については、尾張国春日井郡浦野邑の発祥とする浦野一族の末裔であることは明らかです。この尾張浦野氏については、その出自は清和源氏満政流にあり、佐渡重実の子である重遠が平治の乱において源義朝側に組したために、美濃国から尾張国春日井郡浦野邑に遷されたことに始まります。姓氏家系辞書(尊卑分脈)によると、浦野重遠の父・重実は鳥羽院武者所の四天王の一人と言われ、保元の乱では後白河帝陣営に参加しました。しかし、その後、源義朝陣営に加わった平治の乱で敗れてしまい、美濃国子康森において落武者狩りに遭って自刃したと云われています。



                       

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