サイトマップ 掲示板 浦野家の歴史と系譜

                       

事前の調査

現在の親族構成の整理
 まずは知っている親族を系図にしてみます。兄弟姉妹や父母、伯父(母)、叔父(母)など、 祖父母の世代くらいまでは書き出せることが多いでしょう。こうしてできた系図は現在の自分の親族構成図を表していて、 これが先祖調査のスタート地点です。

 世代を遡るごとに、その世代に存在する先祖の数は2のべき乗で増えていきます。祖父母の世代では4人(2×2)ですが、 これを6世代前まで遡れたとすると、2の6乗で64人にもなり、直系尊属だけを合計しても、自分も合わせて、 1+2+4+8+16+32+64=127人からなる系図となります。このことからも世代を1つ遡るごとに直系尊属の系図を 完成させることは極端に困難になっていくことは容易に想像できるでしょう。そこで大まかに目標を父方直系に絞り、自分の家の一族を辿ることから始めます。
 ちなみに父系・母系の直系尊属を全て記載した系図を扇形系図(管理人の例はこちら)と呼びます。

親族からの聞き取り・現存する記録の整理
 祖父母が健在ならば、今すぐにでも先祖についてのお話を聞きましょう。 親族の長老は先祖がどこから来たのか詳しくご存知かもしれません。分家の場合は本家について、また家紋や家に伝わる古い記録などを確認しましょう。ちなみに私の場合は、私が小学校1年生のときに祖父は他界してしまいました。祖父の家のことを色々知っていたと 思われる祖母も平成15年まで健在だったのですが、私も含め親族一同が当時はあまり関心がなく、詳しいことを聞いていませんでした。今となっては時既に遅しです。

 また、先祖が残した遺品に何か手がかりになるものはないか探します。写真や証書、 履歴書の控え、年賀状、冠婚葬祭の資料などに手がかりがあるかもしれません。私の場合は、実家に祖父母の残した写真が大量にあるのですが、写っている人物が誰なのか分からず困りました。写真の裏の書き込みなどを頼りに調べることもできますが、誰の写真なのか分からなくなる前に祖父母等がご健在ならば確認しておきましょう。

現在の過去帳・墓石・位牌の確認
 遠い先祖の情報は分からないにしても、比較的近い先祖の情報は現在の過去帳や位牌、墓石を調べることで 分かります。過去帳は先祖が葬られている菩提寺か、現在の親族構成の中で、本家となっている家に保管されています。過去帳を見ると、 恐らく知っている先祖の名前が出てくるでしょう。そこにはその先祖の出生日、没年、享年などが書かれています。 そして今まで聞いたことのない名前が出てくるかもしれません。自分が知らなかった直系か傍系の先祖でしょう。 その場合は両親や親族にその人物がどのような関係の方なのか確認しましょう。また、墓石にも同様な事項が彫られていますが、 万一過去帳と内容に相違がある場合には、墓石の方が正確な情報です。



                       

・このサイトは基本的にリンクフリーですが、もしご面倒でなければ一報いただければ幸いです。
・ブラウザは
Internet Explorer Version6.0 以上の使用を推奨します。

Copyright (C) 2005 URANO. All Rights Reserved.