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先祖・親族の呼称


 調査を行うに当たって、先祖や親族の呼称を確認しておきましょう。この呼称は、全てある特定の人物を中心とした相対関係に基づくものです。非常に当たり前のことですが、先祖や親族とは、 その人の立場によって決まるということです(例えば、「誰にとっても祖父」ということはありえませんよね)。

 まず、父母や祖父母など自分より前の世代に属する者を尊属と呼び、これに対して、 子や孫など後の世代に属する者を卑属と呼びます。 先祖調査では基本的に卑属を扱うことはないので、ここでは尊属の呼称のみを右図に整理しました。

 次に、同じ尊属でも大きく2つの系統に分けることができます。これが直系傍系です。同一の親系、つまり父祖から子孫へ直通する親系を直系といい、これに対して、 兄弟や従兄弟など同一の始祖をもつ別の親系のことを傍系と呼びます。従って、先祖調査の目標は、 直系尊属を可能な限り明らかにすることであり、多くの場合、特に家督相続が行われてきた 父方直系の先祖を辿ることが当面の目標となります。

 右上図に示すように、一般的に使われる尊属の呼称は4世代前までです。高祖父の父(五世祖父)のことを「高曾祖父」と呼ぶこともあります。また、五世の祖より上の世代は、六世、七世、八世・・・と続いていきます。 6世以上に具体的な呼称が存在しないのは、基本的には6世代前まで遡れることは多くないということでしょう。
 また、傍系については伯父(母)と叔父(母)の違いがあります。これは自分の直系尊属の先祖に対して、 兄(姉)の場合には伯父(母)となり、弟(妹)の場合には叔父(母) と呼ばれます。



                       

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